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南山焼ってどこにあるの?

栃木県の南、佐野市の北西部に連なる

山と山に挟まれた長い谷の間の

小さな古い家で焼いています。

 

〒327-0303栃木県佐野市長谷場町419

  0283-67-7780 0903-403-8622

南山焼ってどんなやきもの?

その原点

新潟県柏崎市の日本海の荒波に近く、

西に雄々しい米山の頂きを、東に姿やさしい黒姫山を望む山の斜面に、世界最長100Mの登り窯を築いたのがその始まりです。

 

古常滑にみられるような、力強い、荒々しい焼物に心惹かれ、

釉薬を掛けず、降りかかる灰をギリギリまで焼き込むことでうまれる『自然降灰釉』。

すべての焼物の原点ともいえる、この原始的で技巧に頼らない方法が、南山焼の原点でもあります。  

器用貧乏

 

出会いはひょんなことから。もともと、何にでも興味があり、器用なほう。

ある日知合いに連れられ、長い窯を焼く風変りな陶芸家の手伝いに行った。

窯作りだった。基礎を摘み煉瓦を運び、木枠を積む。一段一段積み上げてゆくおもしろさ。

 

そうして出来上がった窯に火が入る。長い龍の背に炎が走る。口から火を吐く。

炎となった龍と格闘するように薪を投げ込み続ける。龍は炎を吐き続ける。

そして、燃えきったあとの、静かになった窯の中から取り出された作品を見て驚く。

あらゆるものをゼロにして、スタートラインに立ったのが平成元年、47歳。

 

その風合

土そのものの持つ力強さと、炎の激しい洗礼によって生まれる造形の美しさは

太古の昔から繰り返される地殻の下に眠る、溶岩のエネルギーのようでもあり、

深い谷底で、何万年もの間、急流に曝されて、その姿を変え続けた岩盤のようであり

 

風に倒れある日姿をさらす、樹齢数百年の大樹の根っこのようでもあり、

100年足らずの一生を、懸命に生きる我々の、『人生』のようにも思えてくるのです。

その魅力に捕えられ、それまで歩んできた道を180度転換、焼物への道を歩み始めました。 

 

それから20数年余、工房を柏崎から雪深い高柳へ、高柳から、

栃木県の佐野市(旧田沼町野上地区)へ工房を移りました。

常に周りの人たちに助けられ、よき縁に恵まれての今日があります。

 

道はまだ半ばであるけれど、この地に生きる小さな花や生きものに励まされ

より素朴なものへ、より普遍的なものへと思いを寄せながら試行錯誤を続ける日々です。